ダイソーで似たような商品が並ぶことはありますが、菓子類で全く同じ名前の商品が並ぶことは珍しい気がしたので購入してみました。
商品名：MK15チーズあられ
製造者の 大豊製菓工業株式会社 は1964年に設立された菓子（主に揚げもの）の製造メーカーで、栃木県下野市に工場があります。
販売者の 日本橋菓房株式会社 は2004年に設立された菓子・おつまみの販売メーカーでしたが、2021年12月31日で 国分グループ本社株式会社 に吸収合併されブランドとして残存しているようです。
この国分グループは國分一族による世襲企業で、グループ全体の連結だと売上が約2兆円に届きそうな巨大な規模です。
1袋90gで約429kcalです。
板状の生地を油で揚げてくるっと丸まった形状です。
味としてはカルビーのチーズビットに酷似しています。
商品名：中村のチーズあられ
製造者の 有限会社中村製菓 は1948年に設立された菓子の製造メーカーらしいのですが、自社HPがなく、会社の沿革さえ開示されたものがない謎の会社です。
ただ、このチーズあられは1972年から製造されており、ある意味製品そのものが信頼の証になっています。
ちなみに、販売者の 株式会社やおきん は1981年設立の菓子・食料品企画販売会社です。
年間163億円（2019年）の売上規模で、うまい棒で有名です。
原材料は小麦粉・植物油脂・甘藷でん粉・食塩・ナチュラルチーズ・・・
1袋60gで約290kcal（90g換算だと435kcal）です。
形状はほぼ同じです。
表面には食塩がまぶされており、手に取ると付着します。
味としてはチーズっぽさがほとんどなく、あっさりとした塩味です。
コストで見るとMK15チーズあられの90gに対し中村のチーズあられは 60gで劣りますが、同じ内容量で比較するとカロリーはほぼ同じです。
基本的な食感などにも大きな差異はありませんが、MK15チーズあられはチーズが後味にしつこく残る点と指にかなりのチーズパウダーが付着するのがマイナスポイントです。
あとは塩味とチーズ味でお好み次第ですね。
ここからは主観ですが、MK15チーズあられはチーズビットのコピー品というイメージが勝ってしまい〝あられ〟ではないような気がします。
他方、中村のチーズあられは原材料にあるものの味わいとして〝チーズ〟がほぼ感じられません。
結論：どちらも〝チーズあられ〟ではない気がするけどおいしい
※年齢とほぼ同じ歴史をもち幼少から食べ親しんだ中村のチーズあられの方が好き
総 評：★4.0（MK15チーズあられ）
創作性：★★★☆☆ 見つけて「こんなものがあるんだ」という感動があるか
価 値：★★★★★ 価格相応の価値があるか
信 用：★★★☆☆ 製造メーカー（又は販売メーカー）が明確で信用できるか
品 質：★★★★★ 作りがしっかりしているか
紹 介：★★★★☆ 購入をお勧めできるか
総 評：★4.6（中村のチーズあられ）
創作性：★★★★★ 見つけて「こんなものがあるんだ」という感動があるか
価 値：★★★★★ 価格相応の価値があるか
信 用：★★★☆☆ 製造メーカー（又は販売メーカー）が明確で信用できるか
品 質：★★★★★ 作りがしっかりしているか
紹 介：★★★★★ 購入をお勧めできるか
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